ありす幼稚園ブログ
ブログを通して、園の様子をお伝えします。
年中小遠足
2025-06-23
今週に入って、ようやく暑さが和らいできました。
今日は、年中さんが楽しみにしていた小遠足です。
みんなで水族館に行くのは久しぶりですね。
潮目の海では、銀色に輝くイワシの群れに「スイミーみたい!」と瞳をキラキラさせる子どもたち。
「きれい…」と大きくため息を洩らす子もいます。
この自然光溢れる三角トンネルは、カツオやマグロなど馴染みの回遊魚が泳ぐ姿が見られ、海藻やマボヤなど「いわきの豊かな海」も再現されています。
子どもたちもその美しさと迫力に圧倒されながら、うっとり水槽に見入っていました。
それからたくさんの発見がありました。
淡水魚のエリアでは、意外にもカメがものすごく泳げるのに気づいた子どもたち。
「カメって、こんなに泳げるの〜?」
海獣の水槽ではアザラシがクルクル回って笑いながら気持ち良さそうに泳いでいます。
スタッフのダイバーが鯉に餌をあげている水槽では、
「鯉って、ずいぶん口をパクパクして食べるんだね」
帰りのバスの中では、すっかり水族館を堪能した子どもたちの口から自然に感想がとび出します。
「ぜんぶ楽しかったね!」
「みんなと行けてよかったね!」
そんな中、まさかの……
「なんか、お寿司食べたくなっちゃった」
みんな同感とばかりに、頷きあっていました。





アクアマリン
2025-06-18
今日も暑かったですね。
年長さんが小遠足で水族館に行って来ました。
「ずっと楽しみにしていたから、みんなと行けて楽しいね」
「久しぶりのアクアマリンだから、楽しみ!」
入り口から、わくわくのしっぱなしです。
海獣がゆったり水の中を泳ぐ姿に、せめてもの涼を感じる子どもたち。
昨日は水泳教室でしたから、プールの中で泳ぐ自分と重ね合わせていたのかも知れません。
一つ一つの水槽を「ここには何がいるんだろう?」とじっくり真剣に見ている姿は、やはり昨年から比べ一段と成長した姿です。
しかし、色とりどりの熱帯魚が泳ぐ水槽の前に来ると、
「ニモがいるよ」
「あれは、ドリー!」
「大きなタコもいるよ!」
と、はしゃぐ姿はやはり子どもらしくて可愛いですね。
福島の川の上流から海岸までを植物とともに再現しているエリアでは、トカゲを見つけて男の子たちは大騒ぎです。
よほどうれしかったようですね。
そんなこんなで、今日一日でたくさんの素敵な発見がありました。



水あそび
2025-06-17
今日は、極端な暑さの一日でしたね。
朝からエアコンで部屋を冷やしていましたが、こんな日は子どもたちに水あそびをさせたいものです。
年長さんはいそいそと園バスに乗って、水泳教室(大教スイミング)へ。
園にもプールはありますが、水をたたえた広いプールでバシャバシャやるのが最高な日ですね。
どの子も満面の笑みでプロの先生の指導を受けていました。
みんな、じょうずに泳げているではありませんか!
さて、残された年少・年中さんは、登園するなり先生たちが前日から園庭に準備していた「水あそび会場」に大興奮。
ウォーターテーブルにアクアプレイ(水路あそび)、小さな子の大好きな魚つりもありますよ。
みな、目移りして大変でした。
ウォーターテーブルで水しぶきをあげている子どもたちは、
「冷たくて気持ちいいね…」
「たくさん汲んで、流そう!」
一方、水路あそびで遊ぶ子どたちは、小船にお気に入りの人形を乗せて、
「もっと水を流して!水路を流れるよ」
魚つりも大人気です。
釣れるたび、釣った魚をバケツに入れて、お友だちと数を競っていました。
ウォーターテーブルやアクアプレイを通して、子どもたちは自然に、水の流れやその仕組みをのみ込んでいるようでした。
暑くなければ、もっと遊ばせたかったなあ。





小遠足行ってきました!
2025-06-13
年少さんも、もうすっかりありす幼稚園の子どもたちです。
先生とのお約束もちゃんと守れるようになったので、今月から月に一度の「小遠足」を行うことになりました。
第一回目の小遠足は、附属施設の絵本美術館です。
今日は、梅雨に突入する前の最高のお天気でしたね。
こんな日は、絵本美術館の目の前の海がとても美しいのです。
「バスに乗ってお出かけするんだ!」と、朝からわくわくがとまらない子もいて、微笑ましい限りです。
これから3年間通う絵本美術館には、階段があります。
しかも、見えているのになかなか辿り着けない、まるで迷路のような館内です。
楽しい場所で子どもたちが快適に過ごせるよう、最初に絵本美術館でのすごし方を伝えます。
絵本美術館には約15,000冊の絵本があります。
20年間こつこつ集めて来た絵本たちですが、かなり長い年月ですので、ほとんどの絵本が今は手に入りません。
正面の巨大な棚に「表紙」で展示してある絵本は、1,500冊です。
小さな子は文字が読めないので、直感で見たい絵本を探せるよう、建築家の安藤忠雄氏には「絵本を表紙で展示したい」とだけお願いしました。
安藤さんはビルで言えば三階建ての高さの巨大な本棚を作って下さいました。
その前に立った者全てが、その美しさに圧倒されます。
「世界にはこんなにたくさんの絵本があるんですよ」
「…」
すっかりおごそかな面持ちになった子どもたちです。
それから先生は子どもたちの横の棚を指差し、「ここにはみんなのおじいちゃん、おばあちゃんが赤ちゃんの頃…いえ、まだ生まれていなかった頃の絵本がたくさんあります」
子どもたちは黙って話を聞いていましたが、先生の次の質問に、みな一斉に手を挙げました。
「なぜ、100年も前の絵本が綺麗なままあるのでしょう?」
先生は「きれいに手を洗って、優しくページをめくって見ていたから」との回答を期待していました。
…子どもたちは、こう答えてくれました。
「ちゃんとガラスに入っていたから」
今年の子どもたちは、ほんとうに頭がいいですね。







冷たいゼリー
2025-06-12
きょうは暑かったですね。
梅雨前からありえない暑さで、お誕生会でも冷やしたゼリーが子どもたちに好まれる季節になりました。
先月は旬のイチゴのショートケーキをいただきましたが、今月は、桃とパイナップルとみかんがゴロゴロ入った、冷たいフルーツゼリーです。
子どもたちはフルーツが大好きですね。
かなり大きなゼリーも、冷たいフルーツが美味しくて、ついペロリと平らげていましたよ。
…この笑顔を見てください!
こんな日は、ケーキでさえ冷やしたゼリーには勝てやしません。




