ありす幼稚園ブログ
ブログを通して、園の様子をお伝えします。
ジャム・パーティ
2018-03-02
先日作ったジャムの瓶をもって、絵本美術館に行ってきました。
卒園前の思い出に、きょうは絵本美術館で"ジャム・パーティ"を開くのです。
その前に、せっかくですから、ジャムがもっともっと食べたくなるような絵本を一冊読みましょうか…。
そこで選んだ絵本が、ジョン・ヴァーノン・ロードの「ジャイアント・ジャム・サンド」。
このお話、
チクチク村に400万匹の蜂の大群がやってきて、住人たちは大きなジャムサンドを作って蜂を罠にかけようと…
大きなパンを作って、地上のパンの上にトラックで運んだバターと苺のジャムをトラクターとスコップで塗ります。
すると、400万匹の蜂の群れがジャムの匂いをかぎつけてやってきて…蜂たちがジャムにくっついてしまうと、上空でまっていたヘリからパンを落として、ジャイアント・ジャム・サンドが完成 !!!
うーん。
すべてがビックサイズで、ビッグサイズのジャムサンドも食べてみたい気もしますが…蜂もいっしょに挟んであるとなると、ねえ。
でも、絵本を読んでもらったあと、子どもたちはクラッカーにジャムをのせて、みんなおいしく食べていましたよ。
ジャムが嫌いな子も数人いましたが、みんな「おいしい」と言って、おかわりしてくれました。
絵本美術館の中で食べ物が食べられるのは、この"ジャム・パーティ"のときだけ。
そんな特別感が、ちょっぴり苦手のジャムもおいしいスイーツに変えてくれたんですね。
残りのジャムの瓶は持ち帰って、保育参観の時にお父さんやお母さんに味見をしてもらいます。
あとは、お兄さん、お姉さんの作ったジャムとして、おわかれ会のときに小さな子どもたちにふるまいます。
それも楽しみですね

ひなまつり
2018-03-02
毎年、ひな祭りが近くなると、エントランスに"つるし雛"を飾ります。
昔、園児のおばあちゃまが作ってくださったものです。
女の子たちは、この雛かざりが大好きです。
きっと見たことのない珍しいものなのでしょうね。
お迎えに来たお母さま方も、「かわいいですねえ…」と幼い女の子のような顔で見ていらっしゃいます。
ひなまつり会の後に、みんなでひな壇を囲んで写真をとりましたが、肝心のひな壇がすっかり隠れてしまいました。
「きょうは、帰りにお雛様のケーキを持って帰りますよ」と話すと、「やったーっ!」と、みんな大喜び。
「ママのおみやげにするんだ
」と言っていたやさしい男の子もいましたよ。

苺ジャムづくり
2018-02-28
秋から苗を植えて育てていた苺の "とちおとめ"
冬を越してやっと可愛い実をつけてくれていましたが、今日はいよいよジャムづくりに挑戦です!
(もちろん、苺は新鮮なものを20パックほど買って加えました)
3つの鍋に苺を入れ、さらさらのグラニュー糖とレモンのしぼり汁をかけかきまぜてしばらく置くと、苺からピンクのイチゴ汁がたくさん出てきて、水をいっさい使わなくても火にかけて煮ることができるのです。
たっぷり時間をかけて、その変化のプロセスを子どもたちにも見てもらいました。
子どもたちはその変化に驚きながらも、大好きな苺のあま~い匂いを嗅ぎながら、「はやくジャムできるといいなあ」と待ちきれないご様子。
さあ、ここからはジャム先生の出番です。
ジャム先生(ゆきこ)が、4時間超弱火でクツクツ煮込みます。
ちょっと目を離すと、あっという間に焦げついてしまうという、何ともおそろしげな料理です・・・

夢の"カレー・パーティ"
2018-02-21
会場の飾り付けは、先生たちが前日テグスで天井からままごとのじゃがいもやニンジンを吊るして、パーティらしく盛り上げてくれました。
おかげで、朝、待ちきれずにホールをのぞいた子どもたちからは、「寒いから、カレーきっとおいしいよね!」などと可愛い会話が聞こえていました。
パーティがはじまると、まず先生から、切ったじゃがいもを水に浸しておくわけや、ニンジンの形をそろえて切ることなどのお話がはじまりました。
みんな健気にも一言も聞き漏らさないように真剣なお顔で聞いていました。
包丁の使い方は、お手の物です。
ちゃんと忘れずに、猫の手で押さえて切っていましたよ。えらいですね。
それから、みんなで切った野菜を大なべに入れ、ぐつぐつ煮えてくると、子どもたちの顔にはなんとも言えない笑が・・・。
ルーを入れ、カレーの匂いが幼稚園中にしてくると、ホールをのぞく小さな子どもたちもいて、なんだか気の毒でした。
毎年、カレーパーティに憧れて、早く年長さんになりたいなと思う小さな組さんたちも多いんです。
「ぐりむ」さん、「あんでるせん」さんも、今日はほんとうに長い間待った夢の"カレーパーティ"だったにちがいありません。

鬼はそと、福はうち !!
2018-02-02
明日の節分は土曜日なので、一日早く豆まきをしました。
年長組の男の子がかわりばんこに裃を付け、大きな枡いっぱいに落花生をばらばらと撒きました。
「おにはー、そとっ、ふくはー、うちっ!」
撒く方も、ひろう方も、それは大騒ぎです。
感染症は出ていませんが、念のため、ホールの床と上履きの裏を消毒して、子どもたちは自分で作った紙の枡に豆を拾います。
鬼の面をつけた子どもたちががやっきになって豆をひろう様は不思議な光景ですが、子どもたちは自分のつくった鬼の面も付けたい、そして豆もひろいたい…と、そんなこんなで、毎年このユニークな豆まきに、会場の先生たちの笑い声は絶えません。(ほんとうに可笑しいんです。)
枡いっぱいに落花生をひろった子もいれば、おしとやかで少ししかひろえない子もいて、クラスに帰ってからの豆の分配もまた楽しいひとときです。
食べきれなかった豆は、おみやげの豆といっしょに、「おとうさんと、おかあさんにあげるんだ」といそいそとお鞄にしまいにいく子どもたち。
ほんとうに、やさしい子たちです。
