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『ぼくらのなまえは ぐりとぐら』
2017-07-20
今日は、ぜっこうの海水浴日和でしたね。
昨日は絵本美術館も白いもやに覆われ、ほとんど海が見えませんでしたが、今日はうってかわって、大きな窓の
外のそのまたむこうに、夏らしい、ブルーの海が広がっていました。
子どもたちは、まず、歌あそびで大きな波になったり、小さな波になったり、
「♪ザンブリコ~、ちゃぷ、ちゃぷ、ちゃぷ♪」
「♪ザンブリコ~、ちゃぷ、ちゃぷ、ちゃぷ♪」
と、その手振りが親子であまりにじょうずなので驚きました。
そのとき、どこからともなくおかしな歌がきこえてきたのです。
「♪ぐりぐら、チュチュチュ、ぐりぐら、チュッチュッチュッ♪」
(あれ、このメロディは・・・)
「♪ぼくらの なまえは ぐりとぐら
このよで いちばん すきなのは
おりょうりすること たべること
ぐりとぐらだよ チュッチュッチュッ♪」
おお、これがあの有名な『ぐりとぐら』の替え歌ですね。
この世に116曲あるという。
いや、それ以上かも。
「うちでは、こう歌っていました」という楽譜を全国から116曲も集めた本も福音館から出ていますね。
その名も、『ばくらのなまえは ぐりとぐら』(福音館)
先生たちは『おもちゃのチャチャチャ』にのせて歌っていましたが、「チャチャチャ」を「チュチュチュ」と
ねずみの鳴き声で歌っているところがミソです。
『フニクリフニクラ』バージョンや、『ミッキーマウスマーチ』バージョンもあるんですって。
ということは、世界21か国で翻訳されているこの絵本のあのフレーズには、宇宙の星の数ほどの果てしない数のメロディが存在するということですね。
この替え歌を初めて聞いたお母さん方もいて、今日の「読み聞かせ会」はむしろ大人が童心に返って楽しんだ
ひとときだったようですよ。
ところで、今日の子どもたちへのおみやげは、ムーミンのミルクビスケットと、ミィのちっちゃな金平糖。
せっかくなので、おじいちゃま、おばあちゃまにもさしあげると、子どものような笑顔をたくさんくださいま
した。


