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学校法人いわき幼稚園
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ブログ

ブログを通して、絵本美術館での活動をご紹介します。
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「ぐりとぐらのかいすいよく」

2018-07-19
読み聞かせ会も第3回目をむかえました。
きょうは、小さな子どもたちには、実はちょっぴりむずかしい「ぐりとぐらのかいすいよく」。
でも、子育て中のお母様たちにはとても興味のある絵本ですよね。
「ぐりとぐら」は読んだことがあるけど、「かいすいよく」はまだ…という方が多いのではないでしょうか?
海を眺めながら、「ぐりとぐらのかいすいよく」なんて、まさに夏ならではの読み聞かせです。
大型絵本を作って、なんとかお話をわかりやすく縮めて、小さな子どもたちも楽しめるようにと先生たちも工夫したようですよ。
“うみぼうず”が出てくる頃にはさすがに子どもたちも飽きてしまいましたが、お母様方はしんけんに聞いてくださいました。
もう少し大きくなって、この絵本をお母さんのお膝で読んでもらえる子どもたちの姿を楽しく想像して、きょうの読み聞かせ会は幕を閉じました。
 
さて、次回は、毎年一番人気の、せなけいこさんの「ねないこだれだ」です。
真夏にぴったりの絵本ですね。
あまりの人気に、午前と午後の部2回に分けてのお話会になりそうです。
どうぞ、お楽しみに!
 

「はらぺこあおむし」

2018-06-29
初夏の碧い海…とても綺麗ですね。
 
今回の読み聞かせ会は、みんなの大好きな「はらぺこあおむし」の絵本と言うこともあって、申込者がたいへん多く、早々に締め切ってしまって、ほんとうにごめんなさい。
でも、さすがに人気のキャラですね。
“あおむし”の髪飾りやお洋服を着た子どもたちが今日はたくさんやってきました。
 
さて、お話は繰り返しでとてもわかりやすいのですが、絵本だと小さなお友だちにはちょっぴり長いんです。
そこで今回はパネルシアターを用いました。
白い布の舞台に次々に現れるりんごやなしや…ケーキにパイにペロペロキャンディ…
子どもたちの関心をつなぎながら、かわいそうなはらぺこのあおむしは、ついに美しいちょうちょへと変身を遂げました。
最後は、パネルの後ろからパタパタと鮮やかな蝶々が羽ばたきましたよ!
 
「キャベツの中から」の手遊びもいっしょに楽しんで、お帰りにはトロピカル気分を味わってもらおうと、う〜んと冷やしたパイナップルジュースで喉を潤してもらいました。
梅雨の晴れ間の夏気分をすこしは楽しんでもらえましたか?
 

「ぼくのくれよん」

2018-06-15
今季初めての絵本の読み聞かせ会がおこなわれました。
きょうの絵本は「ぼくのくれよん」。
絵本に先がけ、みんなで「なんのいろがすき?」の歌あそびを楽しみました。
「あか!」
「みどり!」
子どもたちから元気な声が次々にあがりました。
ちょうど、お絵かきをはじめたばかりの子どもたち。
シュールな独特のワールドでみんなを楽しませてくれる長新太さんの絵本は、こんな子どもたちにぴったりなんです。
 
 
これは
くれよんです
でもね
この  くれよんは
こんなに
おおきいのです
 
 
…ほらね。なんだかおもしろいでしょう?
これは、ぞうのクレヨンなんです!
 
奇想天外の展開に、子どもたちはどんどん引き込まれて行きます。
長新太さんのスピード感あふれるお話に、絵本はあっと言う間に終わってしまいました。
きょうは第一回目ですから、このへんでおしまい。
絵本の読み聞かせは、回を重ねるうちにどんどん楽しさが増して行きます。
今回は申し込みがたいへん多く、早々に締め切らざるをえませんでしたが、できるだけ多くの子どもたちに絵本の楽しさを知ってもらいたいと思います。
 
次回は一風変わった「はらぺこあおむし」のお話です。
どうぞ、お楽しみに!
 

「子ねこのチュッパが、とりをねらわないわけ」

2018-05-15
チャルーシンの、今から35年くらい前にロシア絵本専門の出版社から出された絵本です。
この墨絵みたいな絵は、日本人なら誰もが心惹かれるはず。
こねこのチュッパのあまりの愛らしさに、もはや内容なんてどうでもいいとさえ思わせてしまう絵本です。(苦笑)
 
絵本美術館には猫の絵本が1000冊くらいあるのですが、「一番好きな絵本は?」と聞かれたら、3回に1回くらいは、この絵本を手にニンマリしてしまうかも知れません。
もちろん遠い昔に絶版ですが、たしか15年前くらいに出版社に残っているチュッパちゃんを全部引き取った記憶があります。
それくらい、入れ込んだ絵本です。

子ねこのチュッパが、とりをねらわないわけ?…ああ、忘れてしまいました。

幻の絵本「だだっこカロリーヌ」

2018-05-14
日本人は大好き…この繊細な画筆。
この絵本がいかに幻の…かと言うと、本国デンマークでも、稀、稀、稀な貴重本なのです。
故・堀内誠一氏の「世界の絵本110人のイラストレーター」…これは私のバイブルとも言える名著ですが、そこでとりあげられた絵本作家の中で唯一日本で紹介されていないのが、このスサンヌ・ラッセンです。
ひょんなことでこの絵本がうちにやってきたのですが、さすがに凄い絵本でした。
イラストは、モノクロとパステルが交互になっていて、まさにツボにはまりっぱなし。
ル・メールっぽいけど、ちょっぴりちがう…
こんなに素晴らしい絵本がなぜ欧米で出版されず、本国デンマークでも絶版なのか!
このような絵本に出会うと、まるでルビーでも掘り出したような気分になりますね。
 
1929年初版本です。
 
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