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学校法人いわき幼稚園
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白ばら幼稚園ブログ

ブログを通して、園の様子をお伝えします。
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最後の小遠足

2025-03-06
来週はもう、年長さんたちは卒園です。
幼稚園最後の小遠足は、やはり“絵本美術館”ですね。
そういえば…幼稚園に入って初めての小遠足は、この付属施設でした。
バスではるばる連れてくるのは、毎年、正面の絵本の大棚を、入園したての子どもたちに見せるためです。
館内の、表紙展示してある絵本は1,500冊。
見本のようなもので、それと同じ絵本が本箱に数冊ずつ用意してあります。
20年間蒐集した絵本の数は、約15,000冊にものぼります。
正面の、(ビルにしたら)3階もある、まるで巨大なモザイク壁画のような美しい絵本の棚は、その前に立つ者すべてを圧倒させます。
それは、3歳の子どもたちでも例外ではありません。
館内を進み、パッと視界が開け、大棚を目の前にした子どもたちから、思わず「うわ〜っ!」と声があがります。
この棚を前に子どもたちには『世界にはこんなにたくさんの美しい絵本がある』ということを全身で感じてもらいたいのです。

絵本美術館を建てる際、世界的建築家の安藤忠雄氏に『絵本を表紙で展示したい』と、それだけをお願いしました。
小さな子どもたちはまだ『もじ』が読めないからです。
絵本を探す時、背表紙に指をかけ、引き出して表紙を見て選ぶのが子どもたちです。
『見たい絵本をもっと直観的に見つけてほしい』との思いから「表紙展示」をお願いしたのですが、その願いに応え10メートルもの大棚を作ってくださいました。
ここで絵本の美しさに圧倒された子どもたちは、今度は館内に陳列された140年前のくたくたの古い絵本を見せてもらい、“絵本を大事に扱う大切さ” をなんとなく理解するのです。
そうして、絵本だけでなく、海が見えるピクニックや夏の冷たいかき氷も楽しみに、年間をとおして絵本美術館を訪れるのです。
3年間楽しく通ってくれたお礼に、今日は絵本美術館から可愛いお菓子のプレゼントがありました。
思いがけず先生からお礼を言われ、子どもたちはみんな恥ずかしそうに笑っていました。
絵本美術館もきっと嬉しかったにちがいありません。

ひなまつり会

2025-03-03
今日は三月三日、「ひなまつり」です。
この時期、幼稚園のホールには立派な雛壇が飾られ、子どもたちが作った『おひなさま』が可愛い顔をたくさん覗かせています。
保育参観と重なったクラスでは、雛壇を前に、お母様たちの間から「すご〜い! かわいい〜!」と、しばし華やかな歓声があがっていました。
今日のひなまつり会では、由来の人形劇を観たり、「たのしいひなまつり」の歌をみんなでうたったり、雛壇の前で写真を撮ってもらったり…
どの子も、自分の『おひなさま』をお家に持って帰るのが楽しみで仕方ありません。
おまけに、今日は可愛い『お雛さまケーキ』のおみやげ付きです!
物価高の昨今ですが、これだけは子どもたちも楽しみにしているので、今年もちゃんとご用意しました。
帰ったら子どもたちのお雛様を飾って、家族みんなで笑顔で召しあがってください。

カレーパーティ

2025-02-20
卒園生にとって、2月はとても大切な時期です。
“3月”の声を聞くと、卒園式までは残り少ない砂時計の砂みたいにあっという間に時間は流れ落ちてしまいます。もう誰にも止められません。
悲しんでいる暇もないくらいに慌ただしく過ぎてしまうのが3月なんです。
ですから、先生たちは2月に楽しい行事をたくさんもってくるのですが、このカレーパーティもその一つで、毎年、年長さんが一番楽しみにしているといっても言い過ぎではありません。
仲良しのお友だちといっしょに可愛いエプロン姿で野菜を切ったり、その後に待っているカレーパーティも楽しみでしかありません。
先生たちが何年も思考錯誤してやっと美味でいて子ども好みの、芳しいカレーにたどり着きました。
夏にソテーしたズッキーニやナス、パプリカなどを彩りよくカレーにのせた“夏野菜カレー”を作った年もありましたが、寒い日に食べる熱々のカレーに勝るものはありません。
そのため、3月近く(少し暖かくなってから) 青空の下みんなで食べたものですが、今年は寒波が何度もやってくるような寒い冬となりましたので、風邪をひかせてはならないと、残念ながらホールでの食事会となりました。
カレーはどこで食べてもおいしいですけどね。
案の定、子どもたちはお腹をこわすんじゃないかと心配するほど 、おかわりに並びました。
今年も「お母さんのカレーよりおいしい!」といつもの褒め言葉を耳にしましたが、秘訣は玉ねぎをトロトロになるまで時間をかけて炒めることと、隠し味に入れるフルーツチャツネなんですよ。
子どもたちにはつい秘密を漏らしてしまいましたから、おうちでぜひ試してくださいね!

豆まき

2025-01-30
今年の節分は2月2日です。
日曜日のため、少し早めの1月30日に「豆まき」を行いました。
年長のお兄さんたちが、先代園長手縫いのカミシモを付け「鬼は〜そと! 福は〜うち!」と大声をはりあげて豆を撒きます。
男の子たちは裃がカッコよく、大喜びです。
豆は、年長さんたちが事前に紙を丸めて作った手作りの豆です。
大きくて、拾いやすく、しかも清潔。
それを全園児が自作の鬼の面をつけて拾うのですが、桝一杯になると山盛りの紙豆を自慢気に見せに来る子どもたちの姿が目立ちました。
お兄さんたちが代わりばんこに撒いた豆のおかげで、園内の鬼たちはみんな尻尾を巻いて逃げ出したみたいです。
そのあと、お部屋に戻り、手を消毒してホンモノの落花生をみんなでおいしくいただきました。
落花生を初めて食べる子も多く、殻の中に入った豆を恐る恐る口に入れる子もいましたが、一粒食べればその香ばしい旨さに口に運ぶ手がなかなか止まりません。
…残ったお豆(おみやげ)は、日曜にちゃんとお家で撒けるかな?

もちつき会

2025-01-09
明けましておめでとうございます。
今日は「もちつき会」です。
少し風があったので、場所を園庭から温かいホールに移して行いました。子どもたちを冷たい地面のシートに座らせなくてよかったです。
今の子どもたちは餅つきを「月で兎さんがぺったんぺったんやっているアレ」と言っても「???」なので、実際に年長さんたちが臼と杵でついてみせると、驚くのです。
しかも、お餅はスーパーで売っている “四角で硬い白いモノ” と信じていますから、実際にもち米を見せ、蒸したご飯のようなものが次第に餅に変身していくさまを見せねばなりません。
蒸されたもち米をボールに入れ、先生が湯気の立った熱々の状態で子どもたちに見せて回るのですが、
覗き込んだ子どもたちの間からは「あま〜い匂いがする」「ご飯みたい!」と言う声があがります。
この過程が大事です。
年長のお兄さん、お姉さんが二人組になってぺったんぺったん杵でつくと、だんだん伸び〜るお餅に変身していきますから、先生が時々餅を持ち上げて見せます。すごい歓声です。
年長さんも“もちをつく”という感覚を全身で得て、自分たちでついたお餅で作ったお雑煮をいただくのが、何よりの楽しくも美味しい思い出です。
「もちつき会」の第二部は、お雑煮パーティです。大根、人参、しいたけ、ネギ、鶏肉が入った出汁のきいたお雑煮が今年もできあがりました。
園庭に紅白テーブルを車座に配置して、皆で新年気分も味わいます。
年々、初めてお雑煮を食べる子が増えてきている気がします。
海苔餅は食べても、お雑煮やきな粉餅、あんこ餅は食べたことがないと言う子が多く、お雑煮はいつも大鍋2つがあっという間に空っぽになるのです。
美味しい鶏肉もお鍋にたくさん入れました。
子どもたちは何杯も何杯もお代わりして、大満足でした。
こんな寒い日は、とくにおいしいですよね。
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